いつもaile Organic Hair Salon 西大寺店のブログをご覧頂きありがとうございます!
髪の毛は、生涯伸び続けるもの。
清潔感のある身だしなみの一部として、
またはオシャレや個性を演出する為のアクセサリーとして、
髪の毛は身体と共に、自分自身を形造る一部として産まれ、成長し、衰えていきます。
今回このブログでは、髪の毛の一つの状態『白髪』に視点を当てて、プロ目線での情報をお伝えしていければと思っています。
白髪染めが頭皮に与える影響とは
①『髪の毛自体へのダメージ』
オシャレ染め同様当然、白髪染めでも髪の毛へのダメージはあります。
日本人の黒髪を、「明るく染める」のが目的であるオシャレ染めは、染めた後の見え方や褪色の仕方からダメージが大きい。
一方「白髪染め」の薬剤は、白髪である白色の髪の毛を染める為に、色素量が多く配合されています。結果「暗く染める」ということになるわけですが、
オシャレ染めの薬剤と比べると明らかに褪色のスピードが遅く、見え方としても暗くなる分、ダメージをしていないように映ります。
このような認識が一般的ですが、実は染める為の薬剤「カラー剤」の種類によって、ダメージの度合いというものは全く異なります。
しかし、どちらのカラー剤を使っても、「必ず」髪の毛にとってはダメージに繋がるということだけは理解しておきましょう。
少し逸れて、髪の毛自体への影響についての説明をしていますが、これは頭皮にも言えることなのです。
②『アレルギー』
次は、人体への影響。
白髪染めに限らず、全てのカラー剤(マニキュア酸性カラー、カラートリートメント、シャンプーなどは除く)には、アレルギー物質である「ジアミン」というものが配合されています。
設計上髪の毛を染めるためには必要な成分ですが、場合によってはこの成分で「かぶれ」や「湿疹」などのアレルギー反応を起こす人もいます。
個人差がかなりあり、大抵の人は何も感じなかったり、染め始めた瞬間だけピリリと刺激を感じることがほとんどです。
ですが、短い頻度で10日に一度や一月に二度。
このくらいのハイペースで長期で染め続けていたり、白髪染め後のシャンプーやすすぎが不十分ではない場合に、そういったトラブルが起きる事が多い様です。
もちろん、体質や体調によって始めから白髪染めの薬剤を受け付けないという場合もあります。
まだカラーリングをした事がなく、これから美容室、市販の薬剤で白髪染めやオシャレ染めを考えている方は、必ずパッチテストをしてから染めるようにしましょう。
因みに、ネットで噂されていたり、都市伝説のように言われている、白髪染めやオシャレ染めなどのカラーリングが『抜け毛(ハゲる)』『薄毛』『細毛』の直接的な原因になるということはあり得ません。
ちゃんとした状況化で、節度を守って行う白髪染めは、人体に対して過度な影響は及ぼさないので、過敏に怖がったり極端に敬遠する必要のないものです。
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