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髪が生えて抜けるまでには、一定の周期があります。
この周期をヘアサイクルと言いますが、髪の毛はこのヘアサイクルに従って生えたり抜けたりします。
髪の毛にはそれぞれ寿命が存在しており、その寿命が来た時に抜け落ちます。
毎日かなりの量の髪の毛が抜けていると思いますが、これらの髪の毛は、ヘアサイクルが終了した髪の毛です。
髪の毛は、ヘアサイクルの成長期に当たる時期に、毛球部分で毛母細胞が角化することによって作られています。
そして、成長期が数年間続いた後、毛根の活動が止まり、退行期を経て休止期を迎えます。
活動が止まった毛根では、毛乳頭や毛母細胞の活動は止まり、髪の毛は伸びないままに数か月を過ごします。
その後、再度毛乳頭が毛母細胞に栄養やシグナルを供給し始め、毛母細胞が活動を再開すると、新しい髪の毛が伸びてくるようになります。
新しい髪の毛は、そこにとどまっていた髪の毛を持ち上げるので、古い髪の毛が抜け落ちます。
ヘアサイクル以外の抜け毛の原因
遺伝による抜け毛
抜け毛の原因は一つだけではありません。
メンタル的なことから外的な要因など様々です。
中でも個人の力では解決が難しいと言われていることが、遺伝による抜け毛の症状です。
お父さんやおじいちゃんが脱毛症であると、脱毛症になりやすい体質が遺伝する場合があります。
もちろん遺伝する確率も発症する確率も100%ではありませんが、抜け毛や薄毛が気になるのであれば若い内に気にしておく必要があるでしょう。
代々、抜け毛が多い家系というのは、子供にもそのDNAが継承され、抜け毛が起きやすい兆候が遺伝しやすいと言われています。
そして次に考えられる抜け毛の原因は、ストレスによる抜け毛です。
「ストレス性脱毛症」という名前があるぐらい、ストレスと抜け毛は密接な関係があります。
ストレスを溜め込むと、なぜ抜け毛が発症してしまうのかというと、ストレスを溜め込んでいる状態は常に脳が緊張状態で、自律神経が乱れてしまいます。
髪の毛は血液を通じて、ケラチンと呼ばれる成分を形成しています。
その成分へ栄養素を送り込めない環境になっていると、抜け毛が収まることはないでしょう。
そして、もう一つの抜け毛の原因は食生活です。
先ほどのストレスと連動して関係があるのですが、血液循環が悪くなっていると、栄養素がうまく脳に伝わらなくなってしまいます。
そしていくら血流がよくなり、栄養素を行き届ける状態になっても、肝心の栄養素を上手く髪へ送ることができなければ意味がありません。
油ものや塩分、糖分などを取りすぎてしまっては血行の循環が良くても、ドロドロとした脂分の多い成分しか行き届けることができません。
しっかりと野菜や大豆などを摂取して、ビタミンや亜鉛、たんぱく質などを補給して必要な栄養素を送らないと、抜け毛を阻止するのは難しいです。
すぐに影響が無いとはいえ、対策や改善をせずにいると30代・40代になってから症状が酷くなる場合もあります。
抜け毛の原因は一つだけではなく、様々なものが複合して積もり積もって抜け毛が発症してしまうということになります。
1日に髪の毛が抜ける量は通常のシーズンで50本から100本ほど、秋口などの抜け毛が増えるシーズンであってもせいぜい150本程度と言われています。
この程度であれば、心配することは無いと思います。
髪の毛が抜けるのは、一定の周期によって必ず起こるものであり、1日に約100本程度の抜け毛であれば問題ございません。
ただ、激しい抜け毛や薄毛は年齢に関係なく、突然やってくるものです。
健康な髪がある若いうちにできるだけ頭皮をケアし、薄毛にならないようしっかりと対策するようにしてください。
正しいヘアサイクルを保つためには、規則正しく健康な生活を送ることが大切です!